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2006-10-07

サーキット走行車輛のテーピング等

サーキット走行の車輛のテーピングとは、ガラスを撒き散らして後続のパンクを防ぐ目的等があります。逆にプラッチック製品はテーピング無しの状態で踏んでバラバラにしたいようです。

フロントライト、サイドウィンカー、テールライト、とテーピングを施しますがFIAのルールとして「ガラス部品」と指定しています。

プラッチク製品は、テーピングをしていけません。

BMWは、フロントにプラッチックを使用している車輛がありますが、BMWFamilie!ではサーキット体験走行とタイムレースに参加の車輛は下記に統一します。

【テーピングはフロントライトのみとします】

テーピングは車体に掛かるようにして、色付きのテープは「井」のように十字でしっかりテーピングしてください。透明のテープは前面に貼り付けても構いません。

(但し、サイドウィンカー、テールライトがガラス製品の車輛はテーピングして下さい)

宜しくお願いいたします。

わからない場合は当日にスタッフにお尋ねください。

フラッグの意味と行動を覚えましょう1

ブログ上でのブリーフィングを始めます。事前に読んで頭に入れてくださいね。

皆さんが、頻繁に眼にするフラッグの中に、イエローフラッグ【があります。

イエローフラッグは、2パターンの出し方に分かれますので必ず覚えてください。

1.静止 ・・・ 危険を知らせる合図です。

【対応】表示されている区間の追い越し禁止。徐行の必要はありませんが、コース上の障害をさけられる対応が出来るように十分気をつけて走行する事。次のポストがグリーンフラッグ【】なら追い越し可能。グリーンフラッグはスタートであり解除の意味でもあります。イエローならそのまま追い越し禁止。

2.振動(2本旗) ・・・ そのポスト区間域で発生した大きな危険。

【対応】その先に、コース上に落下物や車輛が停止している恐れがあるので、減速して、いつでも車線変更等、避けられる態勢と速度で通行する。追い越しは禁止区間です。次のポストまで効力は有効です。次のポストのフラッグの指示で行動をします。

フラッグのカラーによって指示や情報が違ってきます。

】レッドフラッグ、赤旗とも呼ばれています。

「競技中止」「走行中止」です。速度を落とし注意しながら走行しピットロードに帰ってきます。オフィシャルの指示で動きます。

これが一番重大事なので、くれぐれも見落とし無いようにお願いします。

さて、走っているとコーナーポストから、下記のようなフラッグが振られています。イエローフラッグベースに赤のラインが入っています。

さて、貴方はどうしますか?

イエローフラッグ系だから、追い越し禁止でペースダウンしますか?

でも赤ラインも入っているので、危険だと言う気がするので、とりあえずゆっくり走っておきますか?

何のフラッグか覚えましょう。

これは、通称「オイル旗」と言い、路面が滑り易くなっているお知らせフラッグです。

このフラッグの先に、路面にオイルや水、雨、砂など滑り易いですよ、っとお知らせしてくれています。

追い越し禁止ではありません。・・・が

すべりに対して対応を出来る体勢でいてください。無理な追越をすると危険ですから、このフラッグが見えたら車両を抜くことを一旦やめて「路面のチェック」をしながら走ってください。

次のポストで、グリーンフラッグなら安心して全開で行ってもらって問題ありません。

森山

ポストの確認

サーキット走行中は携帯電話も出来ません。ラジオからの指示もありません。

フラッグが、唯一の情報であります。

この情報には「命と尽力」が掛かっている大切な情報で、この情報は必ず「指示」が示されています。

ですから、見逃す事は「命と尽力」を壊す危険があると言う事です。

フラッグは見落としてはいけません。確認は義務です。

フラッグは出される場所があります。

コーナーポストとメインポストです。

サーキットによってポスト数は違ってきますが、予め確認しましょう【完熟走行】時には、コーナーポスト位置の確認の意味合いがあるのを忘れないで下さい。

初心者の方は、とくにポストを常に確認するスキルも習得して下さい。速く走るスキルより大事なスキルです。「チラ見」でいいので、コーナーポストを見る癖を初心者の時から身に付けていれば、大きなアクシデントから身を守れます。

そして、このコーナーポストのオフィシャルの方も皆さんを守るために必死で働いてくれています。

走行時間が終了して、ピットまで追い越し禁止で帰ってくる際にイエローフラッグを振ってくれているオフィシャルに、こちらも手をふったりして感謝をし示して下さい。

フラッグの意味と、行動を理解しましょう。

森山

サーキット初心者の方

体験走行の初級中級参加のサーキット初心者の方は、事前にいろいろと情報は集めて欲しいです。

そして、学科というか、ルールとマナーは頭に入れておくと、現場で本当に役立つのを痛感します。

初めてのサーキット走行の現場では、私も覚えがありますが、本当に身体が動かないし、頭が働かないんです。

フラッグだけ注意して見ようと、心に決めたのに「チェッカーフラグ」さえ覚えていない体たらく・・・。

チェッカーフラグは、見落としてはいけません!

ダブルチェッカーと言って二度チェッカーを受けると厳罰対象になりますから、ストレートを通過するときは、必ずメインポストを「チラ見」して下さいね。

学科と言うか頭に入れる事項ですが・・・

1.フラッグのカラーの意味と行動指示を暗記してください。

2.目の前を走っている車両に近づき過ぎない。目の前でスピン等されると対応が遅れますから、目の前の車輛は「アクシデント」を起こす可能性があると常に頭に入れてください。

3.コーナーを立ち上がれば、必ずバックミラーを見て、後続の速い車輛を見つけたら、下手にラインを変更して譲らない事、後ろから抜かれるのを頭に入れる事。

4.各、コーナーポストを通過するたびに「チラ見」する事を頭に入れる。

サーキット場は、公道に比べて、とても安全で健全な場所です。

使用するドライバーのマナーによってそれは、危険につながりますから「運転スキル」をがむしゃらに追うのでは無く、安全を考えルールとマナーを遂行できるように全力を注ぎましょう。

それが「運転スキル」上達の最善の近道です。

周りを見て、気配れる「余裕」こそが、最大の基本なのです。それがなければ、前しか見ていない危険なドライバーになってしまうどころか、余裕が無いので課題も楽しさも見つからず、常に走ることで、いっぱい一杯な運転になってしまいます。

サーキット走行は、知的なスポーツと言われているくらい「頭」を必要とする、楽しいモータースポーツです。

初心者の時から「速さ」より「余裕」を身に付ける走りをして下さい。

森山